ワタシも 整理屋に引っかかってしまったことがあります。(ノ_-。) トホホ
ヤミ金融会社に対し政府がヤミ金融対策法を成立させ、高金利貸付けに関する罰則が大幅に引き上げられました。
また違法な広告・勧誘に関しても罰則が適用されるようになりました。
しか し「これで安心!」というわけにはいかないのが現状で残念でなりません。
ヤミ金融会社というのはあの手この手で法の網や規制をかいくぐり、今でもあちこちでターゲットを狙って 暗躍し、まさに鼬ごっこと言えるでしょう。
以下に、ヤミ金融の主な手口を紹介します。
●紹介屋
紹介屋とはその呼び名のとおり「融資できるところを紹介する」悪質業者(または個人)です。
その手口は、「低金利」「担保・保証人不要」「お断りしません」といった、おとり文句を掲載した広告で客を引きつけます。
お客が電話で融資の申し込みをすると「うちでは、残念ながら融資はできません」と断り、「そ のかわり融資できる別の会社を紹介します」と言って、別の金融業者を紹介します。
そして、融資金額の2~5割という多額な紹介料(手数料)を要求するのです。
しかし、実際のところ融資してくれた業者とは無関係であったり、他の悪徳業者とつながっている場合があります。
●買取屋
買取屋の手口は、多重債務のため銀行や消費者金融会社などから融資を受けられない申込者に、クレジットカードで換金性の高い商品(商品券や家電製品)などを買わせるのです。
そして、その商品を半額程度の安い価格で買い取ります。
申込者にとっては一時的に現金を手に 入れることができますが、実際はこれまでの債務に加え、新たにクレジットカードによる債務が増えて、借金がますます膨らんでしまうことになります。
ここで疑問です。
買取屋はどうやって儲けるのでしょう‥‥。
それは安く買い取った商品を、買い取った金額よりも高く換金することで利益を得るというシステムです。
買取屋の餌食になるのは多重債務者がターゲットになるケースがほとんどなのです。
●整理屋
整理屋のターゲットも多重債務者です。
「債務を整理する」「債務を一本化する」ことをうたい文句に客を集めます。
紹介屋や買取屋から紹介されること も少なくありません。
多重債務で困っている申込者に、さらにあちこちの金融業者から融資を受けさせ、「債務整理の手数料」という名目で、高額な手数料を要 求します。
しかし実際のところ、きちんと債務整理が行われることはありません。
弁護士を名乗る違法業者や悪徳弁護士が関係している場合が多いといえます。
そこでどのようにヤミ金融を見分けたらいいのかというと‥‥。
ポイントは、広告です。
新聞やチラシなどのおいしすぎるキャッチフレーズは特に要チェック。
困っているから目先の罠も分からなくなります。
よくよく考えてみますと解ることなのですが「甘い話には罠がある」と思って掛かりましょう。
たとえば、こんなキャッチフレーズはヤバイと思いましょう。
「融資絶対に断りません!」
「ブラックの方歓迎!」
「審査不要!」
「1~2%の低金利!」
「他店で断られた方大歓迎!」
といった勧誘文句。
さらには、
「紹介屋ではありません!」・・・紹介屋ですと言っているようなもの。
「悪徳業者にだまされた方へ!」・・・私が騙しますと言っているようなもの。
貸金業者には、貸金融業法で広告に必ず掲載しなくてはいけない項目が法律で義務づけられています。
それは、
○貸金業者の商号
○貸金業の届出先登録番号
○電話番号 ※携帯電話の番号は不可
○金利
○返済方法
○返済期間
○返済回数
○担保に関すること
上記の広告記載事項のうち、ひとつでも欠けていれば違法になりますので、ヤミ金融を見抜くひとつの目安にできます。
最近では、届出先登録番号を偽証したり、有名どころの貸金業者の商号を真似てみたり、あの手この手を使ってお金を稼ごう稼ごうとしています。
というか、なんとかしてお金をだまし取ろうとしています。
恥ずかしながら ワタシも 整理屋に引っかかってしまったことがあります。(ノ_-。) トホホ
ですから みなさんには
キャッシングは賢く上手に、そして計画的なご利用をおすすめします
by panjaro
| 2011-06-28 21:41
| 金融豆知識